治療説明

●インプラント治療とは
インプラント(人工歯根)治療とは、顎の骨にインプラントを埋め込み、1カ月〜6カ月後、その上にブリッジや義歯などにする治療法です。この治療法は外科手術をともないますので、患者さんの全身的な健康状態のチェック、骨の状態など、より精密な検査を必要とします。
インプラント治療は、保険治療には含まれません。
すべて自費治療となります。

●インプラントの利点

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●インプラントの欠点

何事にも絶対というものはありません。手術を受けるのですから危険が全くないという事はありません。しかしながら年々、インプラント治療は進歩していますし、色々な手術の方法があり、安全性は高まってきています。

●インプラントの種類

Bone-Anchored Type 
【骨の喪失が激しい場合】
ピンにより直接骨につける為に、とりはずしは6ケ月に1回程度、歯科医が行ないます。
全く義歯は動きませんので、自分の歯として実感できます。

Overdenture Type
骨量が少なく、多くのインプラントを埋入できないケースに用います。



●治療の進み方

インプラント手術には1回法と2回法があります。 

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●CT画像による治療計画

インプラント治療に先立ち、治療を行う顎の骨の状態を詳しく調べ綿密な治療計画を立てる必要があります。
CT検査を行うことによって顎の骨の断面画像を撮影し、当医院ではその画像を見ながら治療の計画を立てます。

【CT検査】img_p_impl07a.gif

CT検査(コンピュータ断層撮影)はからだを輪切りの状態(断層画像)で見ることが出来るようにする装置です。断層画像からはからだの臓器の形態、大きさ、位置などを確認することが出来ます。


 当院の歯科用CT(詳細クリック)
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【専用のプログラムによる治療計画】2012020918465515865.jpg

当院では、CT検査により得られた画像を、コンピュータを使って、いろいろな方向から見たり、立体画像を作成して検討したり、骨の硬さを調べたりします。(右図)
インプラント治療では、このように治療前に、必要な情報を収集し、綿密な治療計画を立てることが重要です。




●インプラントと外科手術

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骨のない部分に膜(GTR膜)を貼り、自家骨、骨補填材を使用して欠損部分の骨を再生します。


●インプラント治療後のメインテナンス

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通常3ケ月〜6ケ月に1回、歯科医院においてプロフェッショナルクリーニングを行ないます。